世界大百科事典(旧版)内の槙山次郎の言及
【ナウマン】より
…在日中に日本の旧象化石についてまとめ,ドイツの雑誌で発表している(1881)。その中に記載されている横須賀産のものは,槙山次郎によって別の亜種とされ,ナウマンを記念してナウマンゾウと命名された(1921)ものである。ナウマンは帰国後,自説の日本群島構造論だけでなく日本の文物の紹介にも努めたが,好意的ではなく,当時ドイツに留学していた森鷗外と論争したことはよく知られている。…
※「槙山次郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」