樅木山(読み)もみきやま

世界大百科事典(旧版)内の樅木山の言及

【佐賀関半島】より

…瀬戸内海への門戸をなす豊予(ほうよ)海峡を隔てて愛媛県の佐田岬半島と相対する。主峰樅木(もみのき)山(484m)から北東方向に山稜線が走り,しだいに高度を下げ先端近くに南北からくさび状に湾入がある。北からの湾入を上浦(うわうら),南を下浦(したうら)といい,この地峡部に佐賀関町の市街地が立地する。…

【佐賀関[町]】より

…大分県北海部(きたあまべ)郡の町。人口1万4266(1995)。佐賀関半島の北東部に位置する。瀬戸内海への門戸にあたる豊予海峡に面し,古代から交通の要衝として関が置かれたことから,この地名が生まれた。中心地は半島先端近くの,南北から湾入のある地峡部にあり,近世は風待港として栄え,熊本藩領に属していた。大正初期には久原鉱業(現,日鉱金属)佐賀関製錬所ができ,煙害をさけて丘陵上に設置された大煙突は佐賀関のシンボルとなっている。…

※「樅木山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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