権理(読み)けんり

世界大百科事典(旧版)内の権理の言及

【権利】より

… 日本語の権利という言葉は,もっぱら法律用語として導入された。明治初期には〈権理〉という訳語も行われ,そのほうが訳語として適切だという意見もある。法律用語としての権利は,法によって禁止されていないというだけの単なる自由からは区別され,また単なる〈法によって保護された利益〉(たとえば関税定率法によって国内のある業界が利益を受けるというような反射的利益)とも区別され,みずからの意思で法的保護を求めうる法的可能性をいう。…

※「権理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android