横口式石槨(読み)よこぐちしきせっかく

世界大百科事典内の横口式石槨の言及

【石室】より

…おもに中期の北九州や伽耶にみられる,竪穴式石室状の石室の一短壁に横口状の短い羨道を設けた〈竪穴系横口式石室〉や,出雲を中心とする板石作りの〈石棺式石室〉,あるいは終末期の畿内の一部に分布する板石積みの〈塼槨式石室〉などは,いずれも横穴式石室の特色ある一類型である。また,玄室部が石槨となる終末期のものは〈横口式石槨〉と呼び分けられる。 なお,横穴式石室と類似する石室は,新石器時代以後,世界各地で作られた。…

【石棺】より

…それぞれに石工の存在が予測できるが,なかでは竜山石製のものが最も優勢で,7世紀には山口から滋賀にわたって広く持ち運ばれた。九州や出雲では棺身の一部に口を開けた横口式石棺が盛行するが,畿内では7世紀に認められ,横口式石槨へと続く。この頃の畿内の例には,蓮華文など仏教文化の影響を受けたものも出現する。…

※「横口式石槨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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