横安定(読み)よこあんてい

世界大百科事典(旧版)内の横安定の言及

【飛行機】より

…前から見て,翼が翼端に向かってしだいに上がっている場合,主翼基準面と水平面とのなす角を上反角dihedral angleというが,図のように主翼に上反角がついていると,左翼の迎え角,したがってその揚力が右翼より大きくなり,横の傾きを元に戻すモーメントが生ずる。これが横安定である。このため,ふつうは主翼に上反角をつけるが,主翼が胴体の上についている高翼型では,主翼と胴体との相互の働きで横安定が強くなるので,低翼の場合より上反角を少なくする。…

※「横安定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む