橘夫人(読み)たちばなふじん

世界大百科事典(旧版)内の橘夫人の言及

【橘古那可智】より

…聖武天皇の夫人として正二位まで昇った。橘夫人と称し,法隆寺に韓櫃などの調度や経典を施入したり,大仏開眼会でも宝物を献納していることが知られる。757年(天平宝字1)橘奈良麻呂の乱の直後に,妹の橘真都我や同族らとともに広岡朝臣へ改姓された。…

※「橘夫人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」