櫓祝(読み)やぐらいわい

世界大百科事典(旧版)内の櫓祝の言及

【櫓太鼓】より

…江戸時代には火の見櫓以外の高い建物の建造は禁止されていたため,相撲興行の際には,そのつど幕府に願い出て,興行の許可と同時に櫓建造の許可を得た。興行許可を得た祝を〈御免祝〉とも〈櫓祝〉ともいったが,この慣習は現在でも残っており,日本相撲協会は本場所の約3週間前に報道関係者などを招いて〈御免祝〉を行っている。これは大安の酉(とり)の日,または午(うま)の日などの縁起のよい日を選んで行われる。…

※「櫓祝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android