世界大百科事典(旧版)内の櫺星門の言及
【烏頭門】より
…北宋時代の平江(蘇州)では里坊の坊門にこれが多用された。宋代以降は一般に櫺星門(れいせいもん)と呼ばれるようになり,各地の孔子廟に石造のものが多く現存する。今日,牌坊と呼ばれる,牌楼(パイロウ)の屋根のない形式の門もこれと同様のものである。…
【孔子廟】より
…総面積は約22万m2。建物は南北軸上に左右対称に建てられ,南端の入口を櫺(れい)星門(孔廟大門)といい,その突きあたりが本殿の大成殿である。金色の琉璃(るり)瓦を頂く二重入母屋造の屋根をもち,高さ32m,間口54m,奥行き34mの壮麗な建築で,内部には孔子とその高弟の像が安置されている。…
※「櫺星門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」