欒公社(読み)らんこうしゃ

世界大百科事典(旧版)内の欒公社の言及

【生祠】より

人神(ひとがみ)【宮田 登】
[中国]
 中国にも民から敬愛された偉人や地方官がその生前から祠堂をたててまつられる習俗があった。老(ろうたん)(老子)の弟子の庚桑楚(こうそうそ)が神の座にすえられ,社稷(しやしよく)の神としてまつられようとした話が《荘子》にみえるが,歴史的事実としては,燕の相国の欒布(らんぷ)のためにたてられた欒公社,斉の相国の石慶のためにたてられた石相祠,県や郡の断獄官として公正な裁判を行った于公のためにたてられた于公祠など,前漢代の事例が最初である。【吉川 忠夫】。…

※「欒公社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む