正の閏秒(読み)せいのうるうびょう

世界大百科事典(旧版)内の正の閏秒の言及

【閏秒】より

…この±0.9秒からはみ出す可能性が見込まれると,協定世界時の12月,6月(第1優先),または3月,9月(第2優先),さらに必要とあれば任意の月の月末日の23時59分59秒(日本時間では1月,7月,または4月,10月,さらに任意の月の初日の8時59分59秒)の次へ第60秒を挿入して,標準時の時刻をきっかり1秒遅らせる。この挿入される1秒を正の閏秒という。現在,平均太陽時はセシウム原子時計に比べて1年当り約1秒の遅れ率となっているので,いままでのところ正の閏秒が毎年1回の割合で挿入されてきた。…

※「正の閏秒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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