正則関数芽(読み)せいそくかんすうが

世界大百科事典(旧版)内の正則関数芽の言及

【解析関数】より

… 複素平面の点aを含むある領域で定義された正則関数を,aにおける関数要素と名付ける。aにおける二つの関数要素がaのある近傍で一致するとき,これらは同値であると呼び,同値類をaにおける正則関数芽germ of holomorphic functionという。次に0≦t≦1である各tに,点a(t)における正則関数芽を対応させ,ta(t)は曲線Cとなり,またtごとに,a(t)における芽に属する関数要素をとり出してきたとき,要素全体が曲線Cに沿っての解析接続となっている場合,これを正則関数芽の曲線という。…

※「正則関数芽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android