正史の体(読み)せいしのたい

世界大百科事典(旧版)内の正史の体の言及

【紀伝体】より

…司馬遷の《史記》に始まる形式である。《漢書》以下の正史がこの形式を踏襲するため,《隋書》経籍志では紀伝体の史書をすべて史部正史類に分類するのであって,正史の体ともいう。天子の伝記や国家の大事を記す本紀,臣下の伝記や諸外国の出来事を記す列伝,地理,法制,経済などの重要な事項をまとめた志,年表,功臣表などの表よりなるが,志,表は欠けることもある。…

※「正史の体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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