世界大百科事典(旧版)内の正常血圧の言及
【高血圧】より
…そこで当然のことながら,高血圧と診断するための血圧値についても,高血圧の定義のしかたによって違いが生じる。1978年世界保健機関(WHO)では,〈2回以上の異なった機会に3回以上血圧を測定し,その平均の値が収縮期血圧160mmHg以上,拡張期血圧95mmHg以上の,少なくともどちらか一方を満足するときを高血圧と呼び,収縮期血圧が140mmHg以下でしかも拡張期血圧が90mmHg以下のときを正常血圧とする。高血圧と正常血圧の中間の場合は境界域高血圧とする〉と定義している。…
※「正常血圧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」