武安君(読み)ぶあんくん

世界大百科事典(旧版)内の武安君の言及

【白起】より

…用兵にすぐれ,秦の昭王に仕えた。前294年に韓の新城を攻めて以来,魏の都を攻略し,趙の光狼城を陥落させ,また2度にわたって楚を破り都の郢(えい)を下すなど,連戦に華ばなしい戦功をたて,封ぜられて武安君と称された。この後も,秦の命運を決定づけた長平の戦(前260)で趙に大勝をおさめたが,彼の昇進をおそれた宰相の范雎(はんしよ)と不和になり,弾劾をうけて辺地に流される途中,自殺した。…

※「武安君」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android