世界大百科事典(旧版)内の《歪んだ家》の言及
【異次元】より
…すなわち,三次元空間の集合が四次元であり,四次元空間の集合が五次元となる。こうした想像上の高次元世界は,たとえば浦島太郎伝説のように古くから素朴な形で文学化されてきたが,数学的シチュエーションを本格的に問題とした作品が現れるのは最近のことで,ハインラインの短編《歪んだ家》(1941)などが代表作とされる。また四次元世界は,三次元空間の集合であるから,四次元的視点に立てば,われわれの世界に似た空間が無数に存在していることになる。…
※「《歪んだ家》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」