歳中置閏法(読み)さいちゅうちじゅんほう

世界大百科事典(旧版)内の歳中置閏法の言及

【二十四節気】より

…こうすると中気を含まない月が生ずるとその月を閏(うるう)月とできるから,1年の中でどこに閏をおくかが容易に決定できるようになる。この閏月の決め方を歳中置閏法(ちじゆんほう)というが,殷代以降行われてきた歳末置閏法,すなわち閏月が生じた年はすべてその年の終りにおくという方法に代わって,歳中置閏法が前6世紀までには導入され,前5世紀には完備したものになったと考えられる。この高度な置閏法によって季節の変化と暦の日付との間には大きな差異が生じないようになった。…

※「歳中置閏法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む