《歴史総合雑誌》(読み)れきしそうごうざっし

世界大百科事典(旧版)内の《歴史総合雑誌》の言及

【ベール】より

…19世紀の実証主義歴史学が細部の考証にとらわれて全体を見る眼を喪失したことを批判し,総合的視点の復権を提唱した。1900年《歴史総合雑誌Revue de synthèse historique》を創刊,L.フェーブルやM.ブロックなど若い世代の歴史家に強い影響を与え,フランス現代歴史学の誕生に大きく貢献した。20年《人類の発展》双書を創刊し,今日,新しい歴史学の代表的作品として知られる多くの名著を刊行したが,各巻冒頭には自ら長文の序を付して歴史の総合的把握の実践の場とした。…

※「《歴史総合雑誌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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