世界大百科事典(旧版)内の《殷虚卜辞綜述》の言及
【甲骨文】より
…周原の甲骨文は周王朝の宗廟遺跡と考えられる建物の床下から発見され,字を持つものがほぼ300片,殷末から西周前半期のもので,克殷(こくいん)以前の殷王朝と周族との関係をうかがわせる資料も含まれている。殷墟の甲骨文についての概説書としては,現在のところ陳夢家(ちんぼうか)《殷虚卜辞綜述》が最もすぐれる。また字書として孫海波《甲骨文編》がある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」