比丘尼石(読み)びくにいし

世界大百科事典(旧版)内の比丘尼石の言及

【女人禁制】より

…このことは大峰の都藍尼(とらんに),白山の融の姥(とおるのうば),立山の止宇呂(とうろ)に代表されるように,禁制を犯して立ち入ろうとした女性が石と化した伝説(老女化石譚)を生みだし,また高野山の石童丸(いしどうまる)の伝説はよく知られたものとなっている。しかし,女人禁制を示す女人堂や姥石,比丘尼石などが山岳の中腹以下に設けられていることから,女人禁制ではなくむしろ足腰の弱い女性を誘致するために設けられたものであろうとする見解もある。寺院や山岳の女人禁制は1872年(明治5)の布告第98号によって制度的には廃止されたが,大峰山,高野山をはじめとする霊山では後々まで女人禁制を堅持してきた。…

※「比丘尼石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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