比喩体(読み)ひゆたい

世界大百科事典(旧版)内の比喩体の言及

【沾洲】より

…1696年(元禄9)江戸に下り,沾徳に入門して宗因風の点者となったが,蕉門の其角や祇空と親密で江戸蕉風に近い。沾徳の後継者として江戸の中心となり,百韻の中に人事色ゆたかな遊戯的な都会風を推進し,比喩体とよばれた新風を開拓した。しかし,晩年は蕉風復興の時代の波に洗われ,同門の沾涼の《鳥山彦(とりやまびこ)》で〈比喩俳諧滅却〉を予言されるなど,不遇の中に世を去った。…

※「比喩体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む