世界大百科事典(旧版)内の毛ボカイの言及
【毛】より
…たとえば,東日本では狩りの後に〈毛祭〉といって,捕った獣のひざ,つま先,耳などの毛を抜いて串(くし)にはさみ,山の神に供える風習がある。マタギの間には〈毛ボカイ〉といって,カモシカやクマを捕らえると,はいだ毛皮を獲物の上に反対にかけ唱言をして引導をわたす風習もある。また〈毛替(けがえ)〉といって,主人が死ぬと,その家で飼っているウマ,イヌ,ネコなどの家畜を他へ売ったり,毛色の異なるものと替える風もある。…
※「毛ボカイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」