世界大百科事典(旧版)内の毛先舒の言及
【李漁】より
…各地の達官貴人と交わっては彼らに寄食し,その足跡は天下の大半にわたったという。杭州時代には,毛先舒(1620‐88)をはじめとした〈西泠十子〉の詩人たちと往来し詩賦を応酬しあうとともに,中国の伝統小説の殻とは異質な虚構性に富んだ短編小説(《無声戯》《十二楼》)や劇作に手を染めていた。 李漁が今日もっとも注目されるのは,なによりも劇作家,劇評家としてである。…
※「毛先舒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」