民際的関係(読み)みんさいてきかんけい

世界大百科事典(旧版)内の民際的関係の言及

【トランスナショナリズム】より

…1960年代末ごろからJ.S.ナイやE.L.モースらによって提唱された概念で,国際社会を考えるに当たって従来の国家単位ではとらえきれなくなったために,トランスナショナルな関係transnational relations(〈脱国家関係〉,〈民際的関係〉と訳されることもある)やトランスナショナルな組織transnational organizationの重要性の増大が指摘された。トランスナショナルな関係とは,ある国の民間の個人・団体と他国の民間の個人・団体あるいは政府との間で形成される関係のことで,その典型は,私企業間で行われる貿易や私人間の国境を越えた通信などに求めることができる。…

※「民際的関係」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android