世界大百科事典(旧版)内の気体噴散法の言及
【同位体】より
…遠心分離機内に少量の液体を入れると,軽い同位体が気体となって回転軸付近に集まるので,これを利用して蒸発遠心分離法が開発され,35Clと37Clが39年ビームスJ.W.Beamsらによって初めて分離された。ガス拡散の速度差を利用する気体噴散法では,UF6の気体を用いて235Uをとり出している。最近ではレーザーによる同位体分離laser isotope separation(略称LIS)が開発され,235Uの分離に用いられている。…
※「気体噴散法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」