世界大百科事典(旧版)内の気晴しレジャーの言及
【レジャー産業】より
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[レジャー産業の分類]
フランスの社会学者デュマズディエJoffre Dumazedierは《余暇文明へ向かって》(1962)の中で,レジャー活動を休息,気晴し,自己啓発(人格の発展)の三つに分類しているが,これに従ってレジャー産業をみると,まず休息は経済的支出がほとんど生じないので除外すると,次の三つに大別できる。気晴しレジャーのうちリリースrelease(発散,解放)的レジャーには,外食,テレビ,レコード,興行などの鑑賞,ゲーム,ギャンブルなどの勝負事,といった産業が含まれる。気晴しレジャーのうちレクリエーションrecreation的レジャーは労働,勉学で消耗した活力を文字どおり〈再(re)生産(creation)〉するためのレジャーで,前者よりは能動的な要素が強まる。…
※「気晴しレジャー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」