《水をかけられた撒水夫》(読み)みずをかけられたさんすいふ

世界大百科事典(旧版)内の《水をかけられた撒水夫》の言及

【リュミエール】より

… 95年12月28日,パリのブールバール・デ・キャピシーヌのグラン・カフェの地下室にある〈インドの間〉で,《リュミエール工場の出口》など10本の作品を初めて有料で観客に見せ(そのなかにはジョルジュ・メリエスもいた),映写時間は約20分にすぎなかったものの,この日が世界の映画(興行)誕生の日となった。このとき上映された《水をかけられた撒水夫》は,世界最初の〈喜劇映画〉であり,世界最初の〈劇映画〉として知られる。しかし,リュミエールの代表的作品は,先の《リュミエール工場の出口》や《列車の到着》や《赤ん坊の食事》のような現実の生活やできごとを記録したものであり,これらは〈ニュース映画〉と〈ドキュメンタリー映画〉のさきがけとされている。…

※「《水をかけられた撒水夫》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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