世界大百科事典(旧版)内の水子供養の言及
【堕胎】より
…自己で行うほか,施術者は産婆(助産婦),祈禱師や経験ある老女,姑などが当たることが多く,したがって危険を伴い,後遺症に悩む婦人も少なくなかった。これは単なる生理的理由以外に胎児をおろしたという精神的負担があり,この点は中絶が合法化された現代も変わることがないようで,〈水子供養〉〈水子地蔵〉が盛行する現象はこれを物語っている。間引き【千葉 徳爾】。…
※「水子供養」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」