水平解像度(読み)すいへいかいぞうど

ASCII.jpデジタル用語辞典 「水平解像度」の解説

水平解像度

テレビビデオ性能を示す数値のひとつ。ディスプレイ上で画面垂直幅と同じ長さを横にとり、その範囲内に引いた白黒の垂直の線が何本まで見分けられるかということ。水平解像度400本は400本の線を認識できる。(つまり黒線にして200本)現行TV放送が約350本。S-VHSやHi-8で水平解像度400本程度。フィルムでは、8mmで190本、16mmで430本、35mmで915本。ただし、映像画質は水平解像度だけでは決まらない。

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世界大百科事典(旧版)内の水平解像度の言及

【分解能】より


[解像力]
 写真レンズや感光材料などの細部再現能力を表す場合には,等間隔白黒縞の像をつくり,明暗の識別できる限界を1mmあたりに含まれる白黒の組の数(空間周波数)で表示することが多く,これを解像力と呼んでいる。
[テレビの再現能力]
 テレビでは像の細部再現能力を垂直および水平解像度で表示する。垂直解像度は白黒交互に等間隔の水平縞をつくり,これを撮像したとき受像画面で見えなくなる限界の本数を,白黒おのおの1本と数えて画面全面に何本入るかで表示する。…

※「水平解像度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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