世界大百科事典(旧版)内の水性ボールペンの言及
【ボルヘス】より
…アルゼンチンの小説家,詩人,評論家。イギリス系の血の混じる,教養の高い裕福な家庭の子としてブエノス・アイレスに生まれた。第1次大戦の始まった年から1920年代の初めにかけて,スイスあるいはスペインに滞在し,表現主義やウルトライスモ(超絶主義)などの当時の前衛的思潮に深く影響された。故国に帰ってから,《プロア》《マルティン・フィエロ》《スル》といった雑誌を中心に積極的な活動を開始し,《ブエノス・アイレスの熱狂》(1923),《正面の月》(1925),《サン・マルティンの手帖》(1929)など,古き良き首都への郷愁と形而上学的な不安とがないまぜになった詩集を発表した。…
※「水性ボールペン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」