水戸様火事(読み)みとさまかじ

世界大百科事典(旧版)内の水戸様火事の言及

【元禄の大火】より

…また1703年11月29日夜,小石川水戸藩邸より出火,強い南西風により本郷,下谷,浅草を焼き,北西風に変わると両国橋を焼き,本所,深川まで延焼,翌日午後ようやく鎮火した。この大火は〈水戸様火事〉と呼ばれ,大名屋敷300余,町屋2万余,多くの寺社を焼失,南北8km,東西12kmがまったくの焼野原となった。【池上 彰彦】。…

※「水戸様火事」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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