水溶性ガス田(読み)すいようせいがすでん

世界大百科事典(旧版)内の水溶性ガス田の言及

【油田】より

…前者はガス層圧力が降下しても層内にはつねにガス相だけが存在するものであり,後者は層圧の降下過程で層内に液化が始まり,その液化量はしだいに増加して,ある層圧で最大となり,その後,液相は減少するものである。その他のガス田として水溶性ガス田があり,これはガスが水に溶解して存在するのを常態とするようなガス層より成るものである。この型のガスは日本においては貴重な資源であるが,世界的にはイタリアのポー川流域に分布する程度である。…

※「水溶性ガス田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」