世界大百科事典(旧版)内の水産用医薬品の言及
【魚病】より
…そこで卵や稚魚の移動の制限,養魚池や器材の消毒,餌料の品質管理などが何よりも重要となる。細菌病などの感染症の予防や治療には,サルファ剤,ニトロフラン剤,抗生物質,合成抗菌剤などが使われるが,これらの化学療法剤のほか,駆虫剤,栄養剤,代謝改善剤,麻酔剤などを含め,水産動物の疾病の予防や治療のために製造することが承認されている医薬品を水産用医薬品という。またブリ,マダイ,コイ,ウナギ,ニジマス,アユの六つの,食用として養殖されている魚種に投薬する場合は,1981年4月1日から発効した使用規準に従わなければならない。…
※「水産用医薬品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」