世界大百科事典(旧版)内の水産資源学の言及
【水産学】より
…水産学をさす英語としてよくfisheries scienceあるいはfishery sciencesが用いられるが,fisheryには養殖aquaculture,製造processingを含まないので,英語でいうfishery sciencesと日本でいう水産学とは内容に相違があり,水産学のほうが広い。 漁労の技術があまり進まない間は水産資源はとりつくすことがない無限の資源とみなされ,その管理などは問題とならなかったが,とる技術が進むにつれ,乱獲が起きるようになって資源管理の重要性が認識され,水産資源学が重要な位置を占めるようになった。また近年,養殖がさかんになるにつれて急速に発展した分野に魚病学がある。…
※「水産資源学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」