水田稲作文化(読み)すいでんいなさくぶんか

世界大百科事典(旧版)内の水田稲作文化の言及

【稲作文化】より

…もちろん,一口に焼畑陸稲栽培民の文化(焼畑陸稲栽培文化)といっても,その分布はインド東部から東南アジア大陸部の山地および島嶼(とうしよ)部におよぶ広範なものであるから,簡単に概括することは困難である。しかし,彼らの文化に共通する特色がみられることも事実であるし,それが後に水田稲作文化として展開し,発達する以前の,より古層の文化を代表していることもほぼ認められるであろう。 彼らは乾季のさなかに山地斜面の森林を伐採し,十分に乾燥したことをたしかめてから火入れをする。…

※「水田稲作文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む