世界大百科事典(旧版)内の水酸化苦土肥料の言及
【マグネシウム肥料】より
… 日本では第2次大戦後,調査が進むにつれ,マグネシウムの欠乏土壌が各所に広く存在することが判明し,1956年からマグネシウム肥料の製造販売が肥料取締法で認められた。主要なマグネシウム肥料には,硫酸苦土肥料と水酸化苦土肥料がある。硫酸苦土肥料は硫酸マグネシウムMgSO4を主要構成分とし,天然の硫酸マグネシウムから製造するほかに,製塩の際の副産品のにがりや蛇紋岩とかカンラン(橄欖)岩を硫酸で処理して製造し,年間約2万tが生産される。…
※「水酸化苦土肥料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」