永久ラント平和令(読み)えいきゅうらんとへいわれい

世界大百科事典(旧版)内の永久ラント平和令の言及

【ラント平和令】より

…その後,中世後期においては,個々の領邦(ラント)を妥当範囲とするラント平和令が主流となる。そして,こうした長期の法発展の到達点をなしたのが1495年,ウォルムスの帝国議会で制定された永久ラント平和令der Ewige Landfriedeであり,ここにフェーデは,建前上,無条件,恒久的に禁止されることとなった。この治安立法が刑法発達史,国家権力形成史のうえで果たした役割はきわめて大きい。…

※「永久ラント平和令」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android