世界大百科事典(旧版)内の永江伊栄温の言及
【大島紬】より
…しだいに地機を高機に替えるなど能率化がはかられたが,もっとも大きな技術的改革は絣加工用締機(しめばた)の開発であった。締機は鹿児島市中で紬工場を経営していた奄美大島出身の永江伊栄温(ながえいえお)・当八(とうはち)父子によって,1902年に発明された。これによって,さらに精巧,緻密な絣加工が可能となり,大島紬は技術的に大きな飛躍を遂げ,盛名を確固たるものとしたのである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」