世界大百科事典(旧版)内の汚染負荷量賦課金の言及
【公害健康被害補償法】より
…そして認定患者は療養の給付(無償の治療)をうけられ,また疾病による障害度に応じて障害補償費等の支払をうけ,さらに疾病によって死亡したときは遺族に補償費が支払われる。これらの費用は大気汚染原因物質排出者が,過去および現在の排出量に応じて毎年支払う汚染負荷量賦課金でまかなわれている。 また,水俣病,イタイイタイ病など,原因物質と疾病との間に,(1)その物質によってその疾病が引き起こされることが一般的に明らかであり,かつ,(2)その物質によらなければその疾病にかかることはない,という関係がなりたつ疾病の患者もほぼ同様の制度で救済されることになっている(この場合の水質汚濁地域,大気汚染地域は第二種地域という)。…
※「汚染負荷量賦課金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」