江川坦庵(読み)えがわたんあん

世界大百科事典(旧版)内の江川坦庵の言及

【江川太郎左衛門】より

…伊豆国韮山に屋敷をもつ江戸幕府の世襲代官。代々太郎左衛門を名のった。出自は,大和国奥之郷宇野に住した清和源氏源経基の孫,宇野頼親といわれる。9代親信のとき,伊豆国八牧郷江川に移住,その子治長は源頼朝挙兵に功あり,16代英親は日蓮に帰依,21代英信は姓を江川と改めたとされる。28代英長は,小田原北条氏の麾下(きか)にありながら,徳川家康に通じ,1590年(天正18)韮山開城に功あり,家康関東入部にともない,96年(慶長1)4809石の土豪代官に取り立てられ,物成十分一を与えられた。…

※「江川坦庵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む