世界大百科事典(旧版)内の江戸戯作の言及
【江戸文学】より
…この教訓と滑稽の二本柱は以後の江戸時代を通じて変わらないが,しだいにその根幹が教訓から滑稽へ移行することを指摘できる。それが談義本から洒落本,滑稽本,黄表紙といった,いわゆる江戸戯作の流れである。一方同じく享保ころから生じたきわめて知的で文芸性に富む創作の一分野に,初め上方で出発した読本(よみほん)と称するものがある。…
※「江戸戯作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」