世界大百科事典(旧版)内の江浙三閣の言及
【四庫全書】より
… こうして最初の四庫全書一揃いができたのは1781年で,任松如の《四庫全書答問》によると著録3457部7万9070巻,存目6766部9万3556巻といわれる。四庫全書は合計7揃い作られ,北京紫禁城内の文淵閣をはじめ,文溯(ぶんそ)(奉天),文津(熱河),文源(円明園)の清朝ゆかりの内廷四閣と,文匯(ぶんかい)(揚州),文宗(鎮江),文瀾(杭州)の江浙三閣に分置された。ちなみにこれら書庫は寧波(ニンポー)の蔵書家范欽の天一閣を模している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」