江田ビジョン(読み)えだびじょん

世界大百科事典(旧版)内の江田ビジョンの言及

【構造改革論】より

…また,なによりも安保闘争を経た中堅,若手の活動家が,日本社会の変化に適応した新しい理論を模索していたという事情があった。しかし,共産党では1950年代からの〈自立・従属論争〉以来の党内紛争との関連で,単なる〈修正主義〉として処理されたし,社会党でも〈江田ビジョン〉と呼ばれたソフトな福祉社会路線対旧来の労農派マルクス主義という対立の中で,やはり〈改良主義〉という評価が強かった。全般的にその理論は未消化であり,論争の水準は低かったといえる。…

※「江田ビジョン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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