世界大百科事典(旧版)内の池坊専慈の言及
【仙伝抄】より
…慶長・元和年間(1596‐1624)から,何種類かの古活字本が,1冊本として刊行され,1643年(寛永20)には整版本も出て,広く流布するようになった。その奥書によれば,三条家の秘本を1445年(文安2)に富阿弥から始めて,7人の受伝者を経て,1536年(天文5)に池坊専慈(専応)が相伝したことになっている。このおよそ90年の間に,だれかが多くの秘伝の条文をまとめたのではないかとみられる。…
※「池坊専慈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」