河越城(読み)かわごえじょう

世界大百科事典(旧版)内の河越城の言及

【川越[市]】より

…武蔵野台地北端から入間川,荒川の沖積低地にまたがる。鎌倉時代に河越重頼の館が入間川西岸低地の上戸に築かれ,15世紀中ごろには台地北端に河越城が築城されて,城下町川越の歴史が始まった。江戸時代には江戸北方の要の城として重視され,城主に松平信綱や柳沢吉保など譜代の重臣が配置されたこともあって,川越街道や新河岸川によって江戸との交通も盛んになり,〈小江戸〉といわれるほどに栄えた。…

【河越城の戦】より

…1545年(天文14)から翌年にかけておこなわれた後北条氏と山内・扇谷両上杉氏による武蔵国河越城の争奪戦。河越城は扇谷上杉氏の居城であったが,1537年(天文6)北条氏綱の攻撃をうけ落城,以来,後北条氏の武蔵における前進拠点となっていた。…

※「河越城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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