世界大百科事典(旧版)内の油井セメントの言及
【セメント】より
…元来は物と物とを結合あるいは接着させる性質のある物質を意味するが,慣用的には無機系の接着剤とくに量的に最も多いポルトランドセメントを指す。土木建築におけるように比較的大量に使われる無機系の接着剤には,セッコウ(石膏)のような気硬性のものと,ポルトランドセメントのような水硬性のものとがある。セメントの種類を表1に示す。
[歴史]
セメントの利用そのものは非常に古く,最も古いセメントはピラミッドの目地に使われた焼セッコウCaSO4・1/2H2Oと砂とを混ぜたモルタルである。…
※「油井セメント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」