治療的コミュニティ(読み)ちりょうてきこみゅにてぃ

世界大百科事典(旧版)内の治療的コミュニティの言及

【コミュニティ・ケア】より

…最初は,1920年代のイギリスで,精神衛生および精神遅滞者の対策として,収容施設での保護だけでなく,コミュニティにおける職業訓練や授産施設等のサービスが必要だという主張として登場した。その後,第2次大戦後,コミュニティでの治療体制の強化が論ぜられ,在宅患者に対する予防・治療・アフターケア等のサービスによる社会復帰をコミュニティで行う〈治療的コミュニティ〉の考え方が生まれた。こうした精神衛生分野の発想がしだいに母子・障害者・老人等の社会福祉の分野に及び,広くコミュニティでの居宅サービスが重視されるようになった。…

※「治療的コミュニティ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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