法の前の平等(読み)ほうのまえのびょうどう

世界大百科事典(旧版)内の法の前の平等の言及

【基本的人権】より

…国家は市民社会の外にあって,社会の安全と自由を確保する夜警国家の役割に甘んじるべきであり,その内部に立ち入って市民の社会生活や経済活動に介入すべきでないという自由放任主義が求められたのである。〈法の前の平等〉の原則も生まれながらの身分による差別を禁ずるものであり,能力,財産,教育などによる区別を排除せず,したがって自由の伸長を抑えるものではなかった。 自由権の保障と財産権の不可侵に象徴される自由放任主義は,社会経済活動の自由競争を力づけ,経済の発展と高度化を促すが,産業革命を経て資本主義が成熟するにつれ,富の偏在,労働者の貧困,失業などの経済のしくみに根ざす深刻な社会問題が発生する。…

【法の下の平等】より

…すべて人は法律上平等に取り扱われなければならないという,近代憲法の基本原則の一つ。法の前の平等ともいう。これを権利として表現したのが平等権である。…

※「法の前の平等」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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