法仙寺駕籠(読み)ほうせんじかご

世界大百科事典(旧版)内の法仙寺駕籠の言及

【駕籠】より

… 駕籠は,左右にござを垂らしたりしたものから,大名など微行のときの御忍(おしのび)駕籠や家臣が主用に使用する権門駕籠など,乗物に近い美麗なものまであった。駕籠のなかでも町方の富豪などの乗る法仙寺駕籠は四方が板張りで春慶塗に仕立て,左右と前方にすだれ窓を設けていた。そのほか,4本の柱を竹で組み,竹で編んだ台をしつらえた四つ手駕籠は,江戸における町駕籠の代表的なもので,俗に町駕籠,辻駕籠,宿(やど)駕籠などと呼ばれた(図)。…

※「法仙寺駕籠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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