法明良尊(読み)ほうみょうりょうそん

世界大百科事典(旧版)内の法明良尊の言及

【融通念仏宗】より

…大通融観は1688年(元禄1)に将軍徳川綱吉より宗門復興の台命を受け,それより大念仏寺の香衣勅許奏上権を確立し,檀林清規を制定,《融通円門章》を著して教義を大成するなど,元禄年間(1688‐1704)には一宗の体制を整えた。こうして,宗派としては大通融観を再興の祖とするが,南北朝時代の法明良尊(1279‐1349)の存在を重視し,法明良尊が石清水(いわしみず)八幡宮の霊告により法灯・法器をうけ,大念仏寺を再興したことをもって,中興の祖とする。この2人と開祖良忍をあわせて,三祖と呼んでいる。…

※「法明良尊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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