世界大百科事典(旧版)内の法準則の言及
【法】より
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[法規範と法体系]
法体系を組成しているもろもろの法規範については,その基準いかんによって,いくつかの分類がなされているが,法規範の基本型や法体系全体の構造・機能の理解にとってとくに重要なものは,次の三つであろう。(1)規定方式による種別 法規範の中核を成すものは,法律要件・法律効果ともにその内容をできるかぎり明確に特定化された形で一般的に規定する法準則であり,これが法の一般性の要請でもある。だが,法規範のなかには,個々の法準則の具体的意味内容とか具体的事例への適用可能性の確定において重要な役割を果たす,法原理・法価値などとよばれる独特の法的効力をもつ一群の規範が含まれているのが通例である。…
※「法準則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」